マイナー台のススメ【ウイッチクラフトワークス編】
世の中には普段全く話題にならないような台も沢山ありますので、そんなバラエティーにしかないような不遇台にもスポットを当てていこう、というのがシリーズ化するつもりでいる今回のお話です。
これでブログのネタを定期的に作ろう、という狙いもあります。
記念すべき第1回目は【WCW】
トイレじゃありません。
【ウイッチクラフトワークス】です。
(画像引用元:DAXEL公式サイト)
純増は2枚。ダクセルのART機ですね。
導入が始まったのが2016年の11月ということで、取り上げるには今更すぎる上に2020年2月現在では認定を取っていないと置けない台なので、バラエティーどころか設置している店自体がかなり少なくなっています。
けど個人的には一時期かなり打っていたし、結構好きな台なんですよね。
細かい数値等は他所の解析サイトを見ていただくとして。
簡単なゲーム性を紹介しますと通常時は周期抽選になっており、周期到達から前兆ステージに行ってその後に当否を告知する、という感じのダクセルお馴染みのシステムと液晶リールを採用している台です。
ARTは三種類。
・クラフトワークボーナス(BIG)最低50G+α。
・スーパークラフトワークボーナス(スーパーBIG)最低100G+α
・ぷっちボーナス(REG)1セット20G最大7セット
BIG中も通常時同様、周期抽選になっていて周期到達でボーナス、CZ(拷問チャンス)、テンペストモード(ボーナスやCZを複数個貰える可能性のある特化ゾーン)のどれかが当たる可能性があります。
ちまたではこの台に限らずダクセルの台はどうやって出すか分からない、という声をよく聞きますが、すろ山田が考えるウィッチクラフトワークスの出し方は主にこの5つです。
・フリーズを引く
・絆リンクでぶっ壊す
・BIGのゲーム数を謎に引っ張る
・なんとかしてスーパーBIGを当てる
・ARTの準備中に40G以上ハメる
フリーズを引く
確率は1/16384。フリーズの中では軽い部類です。
恩恵は通常時とART中では若干違うんですが、とりあえずボーナスは5個貰えます。
この台はBIG中に6周期到達でテンペストモード確定となっており(5周期以下でのテンペスト当選はかなり薄い)、連荘が続いている限りはBIG中の周期を引き継ぐのですが普通はなかなか6周期まで到達することはできません。
早い周期で当たればテンペストは殆どないし、かといって6周期まで引っ張られるようだとそこに行く前にBIG終了で単発です。
しかしボーナスが5個あればテンペストへの道は十分開かれていると言えるでしょう。
ぷっちボーナスに偏りさえしなければ。
もしかしたらテンペストへの一番現実的なトリガーはフリーズかもしれません。
まあフリーズ引けば出るなんてのは殆どの台に当てはまることなんですが。
絆リンクでぶっ壊す
周期の減算ポイント特化ゾーンですね。
簡単に説明すると最初は10ポイントから始まり抽選に通るたびにポイントを倍々していく、というシステムになってます。
つまり10→20→40→80……と進んでいって運が良いと4桁の減算ポイントを獲得できるというわけです。
しかも稀に獲得したポイントをさらに2倍、3倍、5倍にしてくれることもあります。
この台の1周期は通常時、BIG中共に400で固定。
例えば絆リンクで5120ポイント減算できれば、12周期分一気に減算できて通常時ならボーナス確定に加えて当選周期によっては続けて早い当たりにも期待できますし、BIG中ならボーナスやCZの複数ストックやテンペストも十分ありえます。
あとこの台、通常時に持ち越した減算ポイントを9.7%くらいの確率でBIGに持ち越すことができるんですよね。
どういうことかと言うと例えば絆リンクで1280ポイント獲得できて、次の周期到達までに必要なポイントが280ポイントだったとします。
そしてその周期で当たった場合、1000ポイント余りますよね。この余った1000ポイントをBIG中の周期減算に使えることがあるということです。
ちなみにBIGに持ち越すことができた場合も、通常時に持ち越した1000ポイントがなくなるわけではないので、通常時に戻ったあとも早い当たりに期待できたりと楽しみは残ります。
BIGのゲーム数を謎に引っ張る
この台のBIGはゲーム数消化してすぐに終わるわけではなくて、ゲーム数消化後の減算非当選時に終了抽選をしていて、それに引っかかると終了という形になっているんですが、たまーに全然終了しなくてやたら引っ張られる時があるんですよね。
そうこうしているうちに周期に到達したり減算の高確率に行ったりでBIGが長く続いてボーナスやCZをストックしたり、BIG単体で500枚以上出たりすることもあります(平均は190枚)。
あの謎の現象何なんでしょう。
BIGのゲーム数振り分けは50ゲーム以外にもあって、その時は基本BIG中に告知されて上乗せされるんですが、告知しないこともあったりするのかしら。
それともたまたま運良く終了抽選を回避しているのか。
もしくは自分が見落としていたり理解していない解析が何かあるのか。
なんとかしてスーパーBIGを当てる
とは言ってもスーパーBIGだけではどうにもならないことも多いんですが。
スーパーBIGは通常の当たりからではなかなか拝めません。
スーパーBIGの主な当選契機は大体こんな感じ↓
・通常時のフリーズ
・通常時のART直撃(周期以外からの当選)
・ボーナス終了後の引き戻し当選
・CZで紫(クロノワール)3回揃い、もしく超おしおき革命からのCZ成功
・CZで1ポイントも獲得できずに10ゲーム経過
・通常時のエクストラ周期到達(基本10周期目、それ以外の周期でもたまに)
・4連続REGの後のART当選
これらは全てスーパーBIG確定のはずです。
CZで1ポイントも獲得できずに10ゲーム経過だけは解析サイトにも明記されておらず、すろ山田個人の経験則の話ですが。
ちなみに、すろ山田自身はCZで紫3回は一度も経験ないですね。というかあれを普通に3回揃えるとか解析見ても不可能に近いと思います。
ARTの準備中に40G以上ハメる
この条件を満たすとボーナスのストックを一つ貰えます。
ついでに出玉も増えて二度美味しいです。
で、ARTの準備中が終了するーー要は液晶リールでボーナス図柄を狙ってと指示される条件ですが。
通常時からのボーナス当選の場合はRT状態が上がった後の押し順不問の共通リプレイ成立時。
連荘時は準備中もART中と状態は一緒のままで、二度目の共通リプレイ成立時。
これを知ったからって何か役に立つわけでもないんですけど、連荘時の準備中に30ゲーム経過してもまだ一度も共通リプレイを引いてなかったりしたらかなり熱い、とかそういう楽しみ方ができます。
その他の良い所、悪い所
まず良いところですが、REG単発の場合は天井が5周期に短縮される所ですね。
5周期と言いつつ大体は3周期以内に当たります。
そしてリセット時も天井が最大7周期に短縮されます。一応35%くらいの確率で1周期目に当たるんですが、積極的に狙うほどかと言うと微妙です。
リセットで思い出しましたがこの台、NEXTチャンス中や周期開始時のステージのまま据え置くと翌日もそのままだから、リセットの有無は店が対策しなければ分かりやすいかも。
あとは周期開始時のステージでART当選が近いことを示唆してくれたり、ボーナス終了画面やボーナス終了画面、CZ失敗画面で液晶タッチした時の台詞でモードや周期の近さをしてくれたり、知識があれば正しい立ち回りがし易くなっている……ような気がするというのも良い所のような気はします。
それと出玉には関係ないですが、ぷっちボーナス中に流れる歌「ウィッチ☆アクティビティ」の2番以降の歌詞のアニメーションが新規書下ろしだったりもするんですよね。
すろ山田はダクセルの回し者ではないので、悪いところも書いていきます。
まず一つ目、これはダクセル全般に言えることですが、実際に経験してみるまで出し方のイメージが湧かない所ですかね。
実際、空のおとしものの出し方とか、すろ山田はよく分からないし。
二つ目は液晶リールの癖に上のメインリールを目押ししないと取りこぼす小役があること。
これは「結城勇者は友奈である」もそうですね。
取りこぼす小役があることを知らなくて損をしている人は結構いるんじゃないですか。
あとはダクセルって同じようなシステムを採用し続けるから、それをワンパターンと感じたり、メインリールでは同じ役が揃っているのに液晶ではチェリーだったりスイカだったりで、そこを胡散臭く感じたりする人もいるかも。
他にはARTの当選に期待できる周期がハッキリしているのというのも悪い所と言えば悪い所ですか。
まあ特定のゾーンが濃くてそれ以外は薄いなんてのは、この台に限らず良くある話ですが。
そして忘れてはいけない最大の問題もあります。
それはこの記事に需要があるとはとても思えない、ということです。
設置が少ないマイナー台な上に古いという、一体誰に向けての記事なのか。
このシリーズ、今後に扱うつもりの機種のことを考えると、次回以降も需要のない記事になるのは間違いなさそうです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません